歯ぎしり・食いしばりは歩き方と関係してる?
結論から言うと
歯ぎしりや食いしばりは「口の問題」ではなく、「全身の使い方の結果」として起きていることが多いです。
こんにちは(^^)/足・脚のお悩み改善/金沢フットケアの山岸です。
今日は「歯ぎしりや食いしばり」といった「お口の問題」が実は「お口だけでない」というお話です。

① なぜ歩き方が顎に影響するのか
人の身体は「積み木」のようにつながっています。逆に言えば、「積み木」の様に骨で立つことが出来れば「最低限の筋力」で立つことが可能になります。ここがヒントになります!
- 足元(歩き方・体重のかけ方)
- 骨盤
- 背骨
- 首
- 頭
- 顎
このどこかにズレや緊張があると「最後に調整役として頑張るのが“顎”」なんです。
特に
- 前重心で歩く
- かかとやふくらはぎ頼みの歩行
- 骨盤が後傾・猫背
こうした歩き方をしていると、頭が前に落ちやすくなり、
👉 無意識に顎を噛みしめて頭を支えるという状態が起こります。
② 食いしばりは「踏ん張り癖」
歩行中・立位で体幹(お腹・背中)がうまく使えないと、
-
安定するために
→ 顎
→ 肩
→ ふくらはぎ
が代わりに頑張ります。つまり食いしばりは、
🟡 力を入れすぎる身体の使い方の“クセ”なんですね。
③ 歯ぎしりが夜に出る理由
日中、
- 歩き方
- 姿勢
- 立ち方
で溜め込んだ無意識の緊張が、睡眠中に「歯ぎしり」として表に出ることがあります。「寝ている間だから仕方ない」ではなく、起きている時間の身体の使い方の結果です。
④ 改善のポイントは「顎を緩める」ではない
よくある対処
❌ マウスピースだけ
❌ 顎のマッサージだけ
これでは根本解決にならないことが多いです。
本当に大切なのは
- 足の使い方(過剰回内をなくす)
- 体重移動(ゆるかかと歩きは自動で行います)
- 骨盤と背骨の連動(整体と脱力で実現)
- 頭が自然に乗る姿勢(正しく胸を張る)
これが整うと、
👉 顎は自然にサボれるようになります
まとめ
歯ぎしり・食いしばりは
✔️ 歩き方
✔️ 立ち方
✔️ 身体の緊張パターン
こうした全身のサイン。
「顎を治す」のではなく、
身体の使い方を変えた結果として、顎が静かになる
この順番がとても大切です。

では何をすればいいのか?
答えは簡単「ゆるかかと歩きの習得」です。なぜ「ゆるかかと歩き」なのかは以前からお伝えしているように「身体にとってとても自然で理に適った」歩き方だからです。
歩くという誰でも行う動作を見直すことで、本来の身体の使い方をご理解いただけます!
ご予約方法は以下よりどうぞ
☎076-209-1219 山岸まで気軽にお電話ください
あなたの「歯のお悩み」の一助になれば幸いです
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