膝下O脚と変形性膝関節症と外反母趾
かなり重症な方(金沢市・60代女性)で、来院時は「膝と外反母趾の痛み」があり、O脚に至っては、膝の変形が始まったころから何となくO脚ではないのか?と疑問に思われたそうです。

こんにちは(^^)/足・脚のお悩み改善/金沢フットケアの山岸です。
今日は冒頭の通りのかなり重度なお悩みを持つ方です。
他にも、首・肩コリ・背中痛みと張り・左腰痛・坐骨神経痛・股関節痛・右膝痛(左右とも変形性膝関節症/軽度)巻き爪・魚の目・タコとあり、外反母趾は左右とも40度を超える重度、全身に影響が及びとても酷い状態だと言えます。
また、10代のころから様々なケガに見舞われ、そちらの影響を考慮してもかなり酷いです。
現在も通院中、約5か月経過で中間測定を行った結果
拇趾 | 小趾 | 幅 | |
左足 | 40.9°(重度)→35.8°(中程度)(-5.1°) | 18.2°(軽度)→9.2°(正常値)(-9.0°) | 108.1㎜→94.1㎜(-14.0㎜) |
右足 | 43.9°(重度)→28.3°(中程度)(-15.6°) | 11.4°(軽度)→6.8°(正常値)(-4.6°) | 105.8㎜→90.6㎜(-15.2㎜) |
数値的にはとても素晴らしく!他の症状は、「膝の痛みが軽減し正座ができるようになった!」背中・腰・股関節・外反母趾それぞれの痛み軽減、魚の目・タコの減少などが改善傾向で喜びにあふれており、もちろん私もとても嬉しいです!!
まだ後半が残っておりますので、歩行の精度アップと脱力などが課題になってきます。
ここまで酷くなった原因
そもそも、ケガの絶えない方で既往歴をお聞きしたところかなりの回数をケガ、骨折がありその影響も多々あると考えました。
また、その影響とは別に元々のクセである「過剰回内=足の内ねじり」もあり、根本原因は間違いなくこちらです。
ちなみに、外反母趾だけでなくこの「過剰回内」からくる症状は「進行性の生活習慣病」と言っても過言ではなく、間違いなくじわじわと進行・悪化してます。という事は悪化する事はあっても、良くなる事はまずありません!!
現状までの対策
これまで行った施術・指導内容は「ゆるかかと歩き指導と姿勢矯正とK式レイズ整体(骨格調整とゴリゴリにコリ固まった筋肉のほぐしと可動域アップ)」です。
- 1.ゆるかかと歩きは1stステップに始まり2ndステップ習得で修了です。しっかりとかかとに重心を置き立つ事(姿勢)とその姿勢で歩く事。
- 2.姿勢矯正で今までがどれだけ正しい姿勢から遠ざかっていたかを理解して頂きます。
- 3.K式レイズ整体では上記通りの内容で正しい姿勢と歩き方が出来る様身体全体を整えていきます。
今後の対策
- 1.2ndステップの立ち方習得~これはゆるかかと歩きの完成版ですが、その前にかかとの外側重心をしっかりと体に覚えこませるために必ず行うものです。今までが足を内ねじりするクセがある方は、必ずと言っていいほど外側へのねじりが難しく感じられており、その壁を超える事で2ndステップの習得に役立ちます。
- ※外ねじりがしにくい方には脳神経学トレーニングを行う事で比較的容易に外ねじりが出来る様になります。
- 2.2ndステップの習得 どんどん精度を上げて習得して頂き外反母趾は元より全身の不調をも改善させていきます。これは歩行の精度でかなり個人差が出る所でもあります。

まとめ
こういった重度の方でも少しずつ改善していきますので今後の経過をご覧いただければ!と思います。当然の事ながら、その方の努力次第では全身の不調を改善する事も可能です!!
残念ながら、期間内に習得の精度が上がらなければ妥協するポイントも出てくるかもです。ただし、そこで諦める必要は全くなく、卒業後もしっかりとお伝えした内容を実践する事で改善に向かっていきます!!もちろん外反母趾の角度もどんどん改善していきます!
今回の方は35°を超えてしまっている(重度)なので正常値までは届きませんが、そこに近くすることはいくらでも可能です!これをご覧のあなたもかなり曲がってるから諦める!!のではなく「諦めずに!!」一度ご来院ください!
今ならお試しの「トライアルコース」の準備がございます。10人/月と限定なので、お早目のお席の確保が望ましいです。

迷うぐらいなら一度ご自身の足の状態の確認にお越しください。こうしている間にもどんどん症状は進行・悪化します。
ご予約方法
☎076-209-1219 山岸まで気軽にお電話ください
※いずれもご予約後は「事前問診」のご記入にご協力をお願いしております。
あなたのお悩みの一助になれば幸いです
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