外反母趾と膝痛の関係
当院に外反母趾改善を目的に通院されている方の中で、膝痛(症状は様々ありますが当院では主に変形性膝関節症が多い)でお悩みの方もおられます。
では、外反母趾と膝痛は関係があるのか?も含めて解説いたします。
まず、当院のブログを始めてご覧になられた方はまだご存じないかと思いますが、事故や先天的な要因でない限り外反母趾も膝痛(変形性膝関節症)も原因は同じです。
それは、過剰回内になる間違った足の使い方(歩き方)です。
何度もご覧になられてる方はまたかよ・・と思われるかもしれませんが、それだけ過剰回内は色んな症状に影響を与えます。
だからこそ、過剰回内になる間違った足の使い方を正す事が最重要になります!
当院で多い「変形性膝関節症」とは?
※症状と原因の一部は日本整形外科学会より引用してます
まず、症状は女性が多く罹患し(男女比は1:4)
初期:痛みと水がたまる
中期:正座や階段の昇り降りが困難に
末期:安静時にも痛みがあり、変形が目立ち膝が伸びない
原因
関節軟骨の老化によるもことが多く、肥満、遺伝(先天性)も関与するとあり、外傷によるものや感染によるものがある。
加齢で関節軟骨が弾力性を失い、使い過ぎによりすり減り、関節が変形します。とあります。
では全ての加齢した方が、罹患してるかというと?はい、してません。
多少、加齢によって関節軟骨がすり減ってたとしても痛みが生じるほどではないはずです。
じゃあどこが違うのか?
それは、過剰回内してるかしてないか?と言えますね。
対策法
それは、先述した通り【過剰回内になる間違った足の使い方を正す事(歩き方)】が最重要課題になりますね。
過剰回内になってる方は必ず姿勢(立ち方)が乱れます。真っ直ぐ立てなくなってます。
股関節痛、腰痛、背部痛、猫背、肩コリ、首コリ、ストレートネックetc・・・過剰回内からの影響はキリがないどあります。
以下は当院の【膝痛改善プログラム】になります。
※ゆるかかと歩きは、人間の体に無理が無く理論上も自然な歩き方になります
では、間違った足の使い方(歩き方)を正しく使う方法は、「ゆるかかと歩き」ですし、その歩き方をする為には真っ直ぐ立てるように姿勢から正す事になります。また、その正しい姿勢(立ち方)をキープする為には、骨格調整(整体)が必要になります。
順に書くと・・
1.骨格調整で立ちやすくする
2.正しく立てるとゆるかかと歩きがしやすくなる
3.今までの間違った足の使い方を正すことが出来、徐々に膝の痛みが緩和されていく
4.痛みが出にくくなるので、より正しい姿勢で立つことが出来、歩き方(足の使い方)も正されていく
5.結果、膝痛は緩和し。他の症状も軽減、または消失する
上記は逆から考えれば、悪化させる原因(悪循環)が見えると思います
また、外反母趾も上記のように改善が可能になり、並行して改善する事が可能になります
この「膝痛改善プログラム」で、あなたのお悩みが少しでも軽減できれば幸いです。