歩く時には筋力が必要!?｜足・脚のお悩み改善/金沢フットケア

こんにちは(^o^)丿

足・脚のお悩みの改善/金沢フットケアの山岸です。

今日のテーマは、ゆるかかと歩きにおいて脱力がポイントですが、筋力の必要性やバランス、脱力する為にどのようなポイントに注意したらいいかをお伝えします。

ゆるかかと歩きの筋力と脱力の重要性

歩行時の筋力の必要性

歩行時には太ももを引き上げる「筋力」が必要で、膝下は脱力してます。また「お腹に軽く力を入れる」というのも必要です。これにより、歩行中の安定性や効率的な動作が確保されます。

逆にランニングや全力でのスポーツは、身体全体の筋力が必要となり、瞬間的なのか継続的なのかで使う筋力が変わります。

脱力の重要性

脱力は、身体を効率的に動かすために非常に重要です。歩行のみならずスポーツにおいても、力を抜くことで筋肉の緊張を和らげ、よりスムーズな動作が可能になります。脱力することで、力の伝達効率が向上し、ケガのリスクを減少させることができます。

1. 身体の負担軽減

脱力することで、身体の緊張が緩和され、筋肉や関節への負担が軽くなります。これにより、歩行中の疲労感が減少し、長時間歩くことが可能になります。特に、膝や腰にかかる負担が軽減されるため、痛みや不快感を感じにくくなります。

2. 効率的なエネルギー使用

脱力した状態で歩くと、必要な筋肉だけを使うことができるため、エネルギーの消費が効率的になります。これにより、より長い距離を歩くことができ、持久力が向上します。特に、ゆるかかと歩きでは、膝から下の筋肉をリラックスさせることで、無駄な力を使わずに歩行ができるようになります。

3. ストレスの軽減

歩行中に脱力することで、身体がリラックスし、ストレスホルモンのレベルが低下します。これにより、心身のリフレッシュが促進され、気分が改善されることが多いです。歩行は、セロトニンやエンドルフィンといった神経伝達物質の分泌を促進し、幸福感を高める効果があります。

4. 姿勢の改善

脱力することで、自然な姿勢を保ちやすくなります。力が入っていると、姿勢が崩れやすくなりますが、脱力することで背筋が伸び、正しい姿勢で歩くことができます。これにより、歩行時のバランスが向上し、転倒のリスクが減少します。

5. 精神的なリフレッシュ

脱力しながら歩くことで、心が落ち着き、リラックスした状態で思考を整理することができます。特に、自然の中を歩く際には、周囲の景色や音を楽しむことで、気分転換にもつながります。これにより、ストレスや不安感が軽減され、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。

ポイント

脱力は、歩行において多くのメリットをもたらします。身体の負担を軽減し、エネルギーを効率的に使い、ストレスを減少させることで、より快適で健康的な歩行が実現します。これらの効果を意識しながら、日常生活に脱力を取り入れることが重要です。

脱力の感覚を理解する

脱力を実現するためには、まず「どのように脱力するか」を理解することが重要です。脱力は、必要な筋肉に最低限の力を入れつつ、他の部分をリラックスさせることから始まります。具体的には、以下のような方法があります。

筋弛緩法: 各部位の筋肉を10秒間緊張させた後、15〜20秒間脱力する方法です。これを繰り返すことで、脱力の感覚を体験できます。
呼吸法: 深い腹式呼吸を行いながら、息を吐くときに力を抜くことを意識します。これにより、心身のリラックスが促進されます。
姿勢の調整: 正しい姿勢を保ちながら、必要な筋肉にだけ力を入れることが大切です。例えば、肩や首の力を抜くためには、背筋を伸ばし、頭を正しい位置に保つことが必要です。