正しい姿勢なのに顔(首)が前に出るのはなぜ?
本日の患者様は、40代女性で猫背に悩み姿勢矯正など3年ほど治療院に通ってみたが中々改善せず困っていた方。詳しく調べるとそれにプラスして外反母趾、内反小趾、偏平足、左膝裏の痛み(外側)、反り腰、背中の張りとコリ、ストレートネック等があった。
現在は当院に通院中(外反母趾改善コース)で、その中でも姿勢(特に顔が前に出る)が中々思う様にならず、私自身も試行錯誤しているときに行った一場面です。以下はトライアルコースからを記述し、なるべく時系列的に分かりやすくしております。
【3年通っても変わらなかった姿勢】
「姿勢矯正に通っているのに、なぜか戻ってしまうんです。」
そう話して、少し諦めのような表情を見せた。
彼女は3年間、猫背を何とかしたいと姿勢矯正にまじめに通い続けていました。
それでも――
・外反母趾
・内反小趾
・偏平足
・左膝裏の痛み(外側)
・反り腰
・背中の張り・コリ
・猫背
・ストレートネック・・他
改善の実感は薄い。「私のドコが悪いんでしょうか?」
根本原因は、過剰回内と言って足を内ねじりに使うクセが今のお身体を作っているんです。
そもそもの“身体の使い方(猫背の場合は日常生活における姿勢の取り方+この方の場合は遺伝もある)”が違っていただけです。
そう言うと「ハッとした」表情をされたのが印象的です。
そこから、実際に姿勢を調べていき以下の様なクセがあることに気付きました。
横から見たときの崩れ
姿勢は横から見たラインで決まります。確認するとこうでした。
前重心
↓
膝をピンと張る
↓
骨盤が前に出る
↓
お腹を突き出す(反り腰)
↓
背中が丸くなる
↓
顔(首)が前に出る
頑張っているのに崩れている。
|
→
トライアル時
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修正後、数回経過である程度は顔の位置が後ろにきている、今後さらに正しい位置にする |
特にこの方は、
・もともと猫背傾向(遺伝も強い、母方の家系は顕著に表れているそうです)
・胃下垂でお腹が前に出やすい
・腹筋がうまく使えない
そのため、骨盤を意識すると反り腰が強まり、さらに首が前に出る悪循環が起きていました。
なぜ下から整えても改善しなかったのか
当院の整える順番は「足元から整える」が基本です。
しかしこの方の場合、
下から揃えると
✔ 反り腰が強まる
✔ 首がさらに前へ
つまり、方法自体は間違いではないが、その方の身体のクセには合っていなかったのです。
修正したポイント
ポイントは順番。
- ❌ 骨盤を先に引く → 反り腰強化
- ⭕ 先に肩峰をくるぶしに合わせる
⭕ 最後に大転子(骨盤)を合わせる
順番を変えただけで、
- ・力まず
・楽に
・自然に
垂直ラインが取れるようになりました。
実際の流れ
① 首が本来の位置に戻るストレッチ
② その状態で姿勢調整
③ 必要なら整体で立ちやすくする
真っすぐ立てればOK。
違和感があれば微修正。
シンプルですが、非常に精密な作業です。
姿勢が変わると足が変わる理由
前重心のままでは、
- 足趾は常に踏ん張る、かつ内側(親指側)に体重を掛ける
- ↓
- 外反母趾が進行
- ↓
- さらにアーチが潰れる
- ↓
- 膝・股関節に負担
足だけを見ても変わらないのは当然です。
姿勢が変わると、足の役割が変わる。
だから私たちは歩き方と姿勢を同時に整えます。
もしあなたが…
✔ 何年も通っているのに変わらない
✔ 姿勢を意識すると逆に疲れる
✔ 外反母趾も猫背も全部つながっている気がする
✔ 本当に根本から変えたい
そう感じているなら、
やるべきことは一つです。
あなた専用の順番を見つけること
姿勢は「型/フォーム」ではありますが苦痛を伴うものではありません。
身体の使い方の再教育です。
当院で行うこと
・足の接地の確認(重心位置)
・横からの垂直ライン分析
・力みの除去
・整体での再調整
・歩行指導での定着
一時的に整えるのではなく、“戻らない身体”を作ります。
3年変わらなかった身体が、順番を変えただけで変わり始めました。
あなたの身体も、まだ可能性は残っています。
一歩ずつ、確認しながら整えていきましょう。

本気で変えたい方のみ、トライアルコース(お試し)にお越しください。
あなたの身体の“正しい順番”を一緒に見つけましょう!
※今回の記事内における【姿勢の調整】は「トライアルコース」ではここまで詳細には行いません。何事も理解するための順序がありますので、あくまでも通院中の一場面(体の使い方への 理解度がある程度高まってる方向け)という事をご理解・ご了承ください。

