まじめな人ほど、体に力を入れて、がんばって(=力んで)座っています。

背筋を伸ばして
お腹に力を入れて
脚を揃えて
崩れないように

誰に言われたわけでもないのに、「ちゃんとしていなきゃ」と体に命令を出している。

ここでいう“がんばる”は、体を力ませ続けている状態のことです。

50代の事務職の女性に、とても多い特徴です。

とある50代女性の一日のルーティン

午後になると、首が重い。
夕方には腰が固まる。
立ち上がる瞬間、「よいしょ」と声が出る。

でも、仕事はきちんとこなす。
周囲に迷惑はかけない。
だから、不調は後回し。

「年齢かな」それとも「筋肉が落ちてきたのかな」
そうやって、静かに納得してしまう。

 

けれど実際は――

問題は“姿勢が悪い”ことではありません。

がんばりすぎている(=力み続けている)ことです。

がんばる=力む座り方の正体

来院される方の多くは、こんな座り方をしています。

  • 足裏が軽く、つま先に力が入っている
  • お腹を固めている
  • 背中をピンと張っている
  • 呼吸が浅い
  • 無意識に歯を食いしばっている

つまり、常に“力みモード”

体は本来、
支える・緩む・呼吸する
を繰り返してバランスを取ります。

でも、がんばる(=力む)時間が長すぎると、どこかが先に悲鳴をあげる。

それが
肩こりだったり
腰の重だるさだったり
股関節の違和感だったりします。

 実は、姿勢は作らなくていい

ある50代女性はこう言う・・

「姿勢を良くしようとすると、余計に疲れるんです」

それは、整えようとしてさらに力みを重ねているからです。

椅子に座ってもらい、まずお願いしたのは

“がんばる(=力む)のをやめること”。

・足裏を床に全部つける
・かかとに体重を戻す
・お腹を締めない
・背中を張らない
・呼吸を止めない

それだけ。

数分後、目を丸くしてこう言われました。

「え、こんなに楽でいいんですか?」

そうなんです。

姿勢は、作るものではありません。
力みが抜けると、自然に立ち上がってくるものです。

 50代からの体は、根性では守れない

若い頃は、力んでも持ちこたえられました。
固めても、回復できました。

でも50代は違います。

力んだ分だけ、残ります。
がんばった分だけ、蓄積します。

だから必要なのは
「もっと意識する」ことではなく、

力まなくても整う使い方です。

もしあなたが…

  • 姿勢を意識すると疲れる
  • きちんと座ろうとしているのに不調が出る
  • 夕方になると体が固まる
  • でも仕事はちゃんと続けたい

そう思っているなら、

あなたは怠けているのではありません。むしろ、まじめに力み続けてきただけです。また、日常動作のほとんどでも力んでいます。体は、敵ではありません。力で押さえつけるものでもありません。

  • 立つときも
    歩くときも
    階段も
    方向転換も

本来は連動して動くはずの体を、部分的に固めながら使ってしまっている。

だから、

  • 首や肩が抜けない
  • 腰がいつも重い
  • 股関節や膝に違和感が出る
  • 足のトラブルが繰り返す

という流れが止まらなくなります。

頑張らない(力まない)生活で楽な身体の使いかたを知る

当院では、
「その場だけ緩める整体」では終わりません。

力みが抜ける体の使い方を、
歩き方と日常動作から組み替えていきます。

座る・立つ・歩く――
この基本動作が変わると、
体は日常の中で回復し始めます。

特別なトレーニングではありません。
無理な矯正でもありません。

がんばらなくても整う体へ戻すプロセスです。

もし今、「もう年だから仕方ない」そう思いかけているなら、

その結論を出す前に、
一度“力みの抜き方”を体で確認してみてください。

この先も安心して働き、歩き、楽しめる体でいるために。

必要なことを、ひとつずつ一緒に確認しながら整えていきましょう。

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