自律神経の乱れ、その原因は“足元”にありました
自律神経の乱れ、その原因は“足元”にありました
なんとなく不調、その正体

「自律神経が乱れている気がする」
そう感じている方は少なくありません。
・なんとなく不調が続く
・疲れが抜けない
・呼吸が浅い
・リラックスできない
ですが——
それが“足元の崩れ”から来ていると考えたことはあるでしょうか。
一見、関係がないように思えるこの2つ。
ですが、実際の現場では無関係ではありません。
一般的な原因だけでは説明できない
一般的に、自律神経の乱れは
・ストレス
・生活習慣
・加齢
などが原因とされます。
もちろん間違いではありません。
ですが、それだけでは説明がつかないケースも多く存在します。
外反母趾で来院した50代女性
今回の患者さんは50代女性。
もともとは外反母趾で来院されました。
見た目は非常にスタイルが良く、
街中で見かければ「綺麗な人だな」と思うような方です。
・足のラインも整っている
・下半身も太くない
・むしろ引き締まっている
正直、最初は少し戸惑いました。
一見きれいな体に潜むアンバランス
よく観察すると、ある特徴が見えてきました。
・下半身は筋肉の密度が高く、しっかりしている
・一方で上半身は筋肉が薄く、弱い印象
つまりこれは——
上下のバランスが崩れている状態
言い換えれば
「下半身だけで体を支えている」状態です。
見逃せない“食いしばり”

さらにもう一つ、見逃せないサインがありました。
それが——
食いしばりの癖です。
ただし、
・強い歯ぎしりがあるわけではない
・マウスピースが必要なレベルでもない
あくまで“日常的に軽く噛んでいる”程度。
ですがこの状態は、
無意識の緊張が抜けていないサインでもあります。
原因は足元の崩れだった

足元では、
”過剰回内(足の内側への崩れ)”が確認されました。
この状態が続くと
・足元の骨格が歪む
・姿勢が不安定になる
・無意識に踏ん張るクセがつく
結果として——
常に力を抜けない状態になります。
足元と噛みしめはつながっている
ここで重要なのが、
・足元で踏ん張る
・上で食いしばる
という「前後ではなく“上下の連動”」です。
身体は分離していません。
下で力を使い続ければ、
上も連動して緊張します。
つまり——
足元の不安定さが、噛みしめとして現れていたということです。
脱力できない身体と自律神経

人は本来、
立つ・歩くといった動作の中で
無意識に“脱力”できる構造になっています。
しかし、
・不安定な姿勢
・踏ん張り続ける動作
これを繰り返すことで
身体が“緊張が当たり前”の状態に書き換わってしまう
これが続くと——
→ 自律神経が休まらない
本人が気づかない“軽い不調”
興味深いのは、
この方自身にはっきりとした自覚がなかったことです。
ただし——
まったく何も感じていなかったわけではありません。
・なんとなくすっきりしない
・常にどこか重だるい感覚がある
しかしそれも
「生活に大きな支障が出るわけではない」
「我慢できる程度」
このレベルに収まっていました。
だからこそ——
“問題として認識されていなかった”のです。
3ヶ月後に起きた変化

改善コース開始から約3ヶ月。
このタイミングで初めて
「自律神経が安定してきた気がする」
という言葉が出てきました。
また、
・呼吸がしやすい
・無意識の力みが減った
といった変化も見られました。
実際に自律神経が安定していく過程については、こちらでもご紹介しています
→【自律神経の改善例を見る】
順調に見えて難しさもある
ただし、
・感覚は敏感
・変化には気づく
一方で
・歩行の改善はややゆっくり
仕事柄、立ち時間が長いことも影響していると考えられます。
自律神経は“結果”である
今回のケースから見えてきたのは
自律神経の問題は“結果”であることが多いということ。
原因は
・足元の崩れ
・姿勢の不安定さ
・無意識の踏ん張り
・食いしばり
こうした“連動した緊張”です。
実際にどのように変化していくのかは、改善例をご覧ください
→【自律神経の改善例はこちら】
あなたの不調の本当の原因
もしあなたが
・力が抜けない
・なんとなく疲れている
・呼吸が浅い
そう感じているのであれば——
それは「自律神経」ではなく
“間違った身体の使い方”の問題かもしれません。
「なんとなく不調が続いている」
「どこが悪いわけではないがスッキリしない」
そんな方は、
自律神経の問題ではなく“身体の使い方”が原因かもしれません。
実際にどのように変化していくのかは、
こちらの改善例も参考にしてみてください。
